用途別 小規模な会社・自営業(フリーランス)
古くからある会社や自営業のお店などはホームページ制作自体が難しいものかもしれません。そんな小規模な会社やショップ向けのレンタルサーバーについて考えてみます。
インターネットにあまり詳しくない場合
本当にホームページが必要かどうか
自治体などもそうですが、今もFAXなどで業務を進められている会社も多いそうです。そのためインターネットとどう関わっていくべきかがまだ見えていない会社も多いかもしれません。今はまだ必要がない会社もあると思います。
まずはホームページを作る理由や目的を慎重に考え、それが一切思いつかなければ、本当に必要がないということもあると思います。無闇に作っても無駄にコストをかけセキュリティ上のリスクだけを背負う可能性もあります。
後悔しない業者選び
もしホームページが必要な場合は、身近な業者を探すことになると思います。
商工会議所などの斡旋や普段の名刺の作成などで関わっている印刷会社の方から薦められると思いますが、業者も様々なのでまずはご自身でホームページ作りの全体像を把握してから検討された方がよいと思います。あまり安価な業者はおすすめできません。
ホームページ制作を検討する手順
- サイト(=ホームページ)がどのように作られているかを知る
- まずは「サーバー、ドメイン」の2つから調べてみてください。サーバーは場所、ドメインは住所名というイメージです。
- サイトにどのようなリスク・トラブルがあるのかを調べる
- ライバル会社のサイトを分析する
- サイト制作にかかる費用や相場を知る
サーバーやドメインにさほどコストはかかりません。 - 自社のサイト制作の目的や方向性を決める
- 全体が見えたところで人員や予算を決める
- 依頼する制作会社を検討する
まず一番にすべきことはドメインの取得
ドメインはサイトの住所名のようなものです。これは会社名と同じく後から変更が難しいものなので、安易に考えず長く使えるものにしましょう。
ドメインさえあれば、サーバー(サイトの置き場所)を移転することが可能です。逆にドメインの管理を他者に任せると、ドメインの維持に無駄なコストがかかり、自由にサーバの移動ができなくなってしまうことがあります。
サイト制作の目的や方向性
大きく二つの方向性があります。
1、会社情報・店舗情報など看板や名刺の代わりとする場合
難易度は低く、公開後もほとんど手がかかりません。その分サイトを作る効果はかなり限定的です。費用対効果をいかに上げるかが課題になります。
2、インターネットからの注文や問い合わせを増やしたい場合
本格的にサイトを使った営業や販売を考えている場合は、本業の片手間では難しくなります。しっかりと人員と予算をかけて対応していくことになります。
この二つは段階的に考えてもいいと思う。とりあえず「1」で作成して、「2」に成長させていく感じで。
小規模な会社、お店におすすめのレンタルサーバーやサービス
名刺代わりのサイトが欲しい
あくまでも自社のサイトを急いで作成し、インターネットからの窓口・受け皿を作りたいという場合であれば、無料のサイト制作ツールがおすすめです。「Ameba Ownd」は用意されたテンプレートを使って自らサイトを作ることができます。
ショップサイトを立ち上げる場合
実店舗以外に販路を広げたい場合は、簡単にしかも無料でショップサイトが作れる「BASE」をおすすめします。販売時に手数料がかかるため、気軽に導入できます。
ただショップサイトでしっかり売れるようにするには、特別な商品力がない限りとても大変です。その意味でも簡単に導入できるこちらのサービスを試してみてください。
依頼するなどしてしっかりとサイト作りをする
業者に依頼する場合、業者の方でサーバを手配してもらえますが、あまりにも高額な場合や、逆に安すぎて心配という場合、「エックスサーバ ビジネス」をお勧めします。
このサイトでは「エックスサーバ」を誰にでもお勧めできるサーバとして紹介していますが、その法人版です。方針として安心の機能が追加され、かつ低コストです。
小規模な会社向けのレンタルサーバー
- ホームページ(サイト)が必要かどうか検討
- 業者に頼む前にできるだけ全体像を把握する
- ドメインを自ら取得する
- 看板としてのサイトか、積極的に注文を集めるサイトか、方向性を決める