スペック解説 データベース・MySQL

データベースは主にテキスト情報を管理する仕組みです。単に保存するだけならどんなファイルでもよいのですが、膨大なデータから素早く検索して取り出せるという点が特徴です。WordPressなどもページ情報をデータベースに保管しています。

データベースの種類

ほとんどのレンタルサーバでは「MySQL」というデータベースが使われています。

「MariaDB」が使用されている場合もありますが、MariaDBはMySQLから派生したデータベースで、MySQLとも互換性があり、速度的にも向上しています。WordPressはどちらも利用できます。

また「PostgreSQL」というデータベースもありますが、WordPressでは正式にサポートされていません。

MySQLのストレージエンジンの種類

MySQLでデータを読み書きする処理に種類があります。以前のバージョンでは「MyISAM」が標準でしたが、「InnoDB」が標準になっています。「InnoDB」の方が優れており、壊れにくくなっているようです。

ただレンタルサーバでMySQLのバージョンを変更できることはあるけど、ストレージエンジンを選択することはあまりないみたい。

データベースのバックアップも重要

ウェブサイトの運営にWordPressを使用している場合、データベースの存在はかなり重要です。サイトそのものと言っても良いかもしれません。

そのため、データベースのバックアップ機能があるレンタルサーバも多くあります。サーバ上のデータ全てをバックアップするのは少し手間ですが、データベースの情報は一つのテキストファイル(SQLファイル)にまとめられるため、バックアップしやすくなっています。

レンタルサーバを選ぶ時にはデータベースのバックアップ方法と、復元方法についてもチェックしておくといいよ。

データベースのまとめ

  • 主にテキスト情報を出し入れする仕組み
  • MySQLが一般的
  • MariaDBはMySQLから派生したもの
  • ストレージエンジンはInnoDBがよい
  • バックアップ方法・復元方法を確認する